男性であれば「彼女が欲しい」と思うことは普通のことです。当然ながら、うつ病と診断された男性でも彼女が欲しいと思う人もいます。なかにはうつ病にかかりながらも彼女を作り結婚した人もいます。

しかし、うつ状態にあると「自分に彼女などできるわけがない」と自信を失ってしまったり「振られたらどうしよう」と不安に思い過ぎてしまったりすることがあるかもしれません。

ただ、方法によってはうつ病の男性でも問題なく彼女を作ることができます。そこで、どうすればうつ病でも彼女を作る方法について説明します。

うつ病は恥ずかしいことじゃない、冷静に考えを整理する方法

うつ病と診断された方であれば、自分が鬱であることを認めるまでに時間がかかることがあります。さらに、精神的な病気であることをカミングアウトすることが恥ずかしいと思うこともあります。

しかし、うつ病の生涯有病率が7.5%であることを考えると、9人に1人がうつ病を経験することになります。そのため、うつ病は非常にありふれた病気であり、恥ずかしい病気ではありません。

当然ながら、うつ病から回復して仕事をしたり結婚したりしている人はたくさんいます。ただ、うつ病は薬を飲めばすぐ完治するわけではなく、根気よく病気と付き合っていく必要があります。

その治療の中で恋愛について悩む人も多くいます。しかし治療や仕事など、さまざまなことを一度に考えてしまうとキャパオーバーになり、うつが再発したり悪化したりする可能性があります。

このようなときは、いったん自分で考えるのをやめて信頼できる人に頼ると良いです。治療に関しては主治医としっかりと相談して方針を決めましょう。しかし、うつ病であることに加えて恋愛について相談できる人が身近にいることは珍しいです。

恋愛について自分で考えすぎてキャパオーバーになる前に、冷静に考えを整理することをオススメします。その方法として、以下のように「言葉でなく行動で示すこと」「このようなときはハグすればよかった」など手帳に自分の考えを書き出しましょう。

こうすることで「モヤモヤ」する何者か分からない不安感を排除しながら自分の考えをまとめることができます。また、目標を決めて手帳にメモすることも効果的です

例えば、「3ヶ月以内に彼女を作る」のように、期限をつけてゴールを決めることで今何をすべきかわかりやすくなります。私もこのように目標を立て、女性との出会いを増やすことから始めました。その結果、目標通り彼女を作れました。

うつ病でも恋愛して良いのか?

うつ症状があるときはマイナス思考が強くなってしまいます。そのような状況では「自分には恋愛をする資格があるのだろうか?」などと深く考えてしまいます。そして、うつ状態で彼女を作ることは不可能だと結論づけてしまうことが多いです。

しかし、うつ病だからといって恋愛をしてはいけない訳ではありません。1ミリでも恋愛したい気持ちがあるなら彼女を作れば良いのです。自分の気持ちに正直になることでストレスを軽減させることができます。

逆に、体が重すぎて恋愛などしたくないと思う場合は無理に恋愛に対する努力をしなくても問題ありません。

また、「うつ病」といっても症状や治療法は人によって異なります。気分の落ち込み具合や治療期間などが異なるため、一概に説明できません。そのため、彼女が欲しい場合は主治医に相談してみることをオススメします

「彼女が欲しいけど恋愛しても大丈夫ですか?」などのように正直に質問すると必ず相談に乗ってくれます。

セックス依存症など特別な場合を除いて、「うつ病だから恋愛禁止」と医師に言われることはほとんどありません。人間であれば自由に恋愛ができて当然です。医師もその権利を奪うことはできないからです。

しかし、うつ状態にあるときは多くのストレスがかかり、優先順位が分からなくなることがあります。仕事・休暇・恋愛のどれを優先させるべきか分からなくなってしまい、自分でもその状況に気づいていないかもしれません

そのため、今は何を優先すべきか客観的に判断してもらうために医師と相談しましょう。場合によっては「状態が落ち着くまで恋愛は待った方が良い」と言われるかもしれません。その場合は焦らずに、身体を回復することに集中した方が良いです。

恋愛をしたくない、性欲がない場合にどうすれば良いか?

うつ病では「どうでも良い」「面倒くさい」といった気分が強くなるため、恋愛をしたい気持ちが薄れてしまうことがよくあります。このような状態にある場合、彼女を作ることを実践してもなかなかうまくいきません。

彼女を作るには、女性と会話をしたり、デートで外出したりするなどエネルギーを必要とします。しかし、うつ病が原因でエネルギーが不足している状態であれば、うつ病を治療することを第一に考えましょう。

治療によりうつ症状が軽減すれば人と話したり外出したりするエネルギーが蓄えられ、恋愛もできるようになります。

ただ、うつ病になると性欲が低下することがあります。例えば、以前はネットでエロ動画を見ていたのに、最近は全然見ていない場合は性欲が低下している可能性があります。さらに、抗うつ薬によって治療中の場合は薬の副作用によっても性欲が低下することが知られています

実際に、ジェイゾロフト(ジェネリックではセルトラリン)という抗うつ薬の副作用を調べると「リピドー減退」と記載があります。これは性欲低下を意味します。

出典:ジェイゾロフト添付文書

実は、ほとんどの抗うつ薬の副作用として性欲低下があります。このような性的な副作用は相談しにくい話題であるため、病院や薬局では説明されないことも少なくありません。

ただし、性欲低下の原因がうつ病自体にあるのか、薬の副作用なのかを判断することは非常に難しいです。また、上記の表のように副作用の出現頻度は1%未満なので、安易に薬の副作用だと判断しない方が良いです。

もし、薬を飲み始めた直後に性欲が低下した場合は薬の影響である可能性が高いので医師に相談しましょう。別の抗うつ薬に変更すれば副作用が解決する場合があるためです。

また、絶対にやってはいけないことは服薬を中断することです。抗うつ薬を飲んでいる人が急に服用を中止するとうつ病が悪化してしまうことが多いためです

自殺すると絶対に彼女はできない

彼女を作ろうと行動しても失敗することはよくあります。むしろ、恋愛が思い通りにならない男性の方が圧倒的に多いです。そのため、女性に振られたとしても大変な問題ではありません。

ただ、振られた瞬間は非常にブルーな気分になります。人によっては自殺を考えるかもしれません。しかし、自殺に踏み切った瞬間に彼女を作れる可能性は0%になってしまいます。彼女を作りたいなら生きていた方が良いです。

世の中にはハゲでも、太っていても、ブサイクでも彼女のいる男性はたくさんいます。しかし、死んでいる人に彼女はいません。

生きていれば必ず彼女を作るチャンスが訪れます。そのチャンスを逃さないようにするために、彼女を作る方法を今のうちに勉強しておきましょう。その方法について以下で説明します。

他人と関わりたくないが彼女が欲しい

うつ病の男性であれば「彼女は欲しいけどめんどくさい」「会話をしたくないけど彼女が欲しい」と思うことがあります。

そこで、できるだけエネルギーを使わずに彼女を作る方法があれば良いですが、普通に考えてこのような考え方では彼女を作ることは難しいです。

彼女を作る方法として合コン・ナンパ・街コンなどが一般的です。このような場所では女性に対してあなたの魅力をアピールしなければいけません。これは非常にエネルギーを必要とします。

私も街コンに参加したことがあり、そのときの参加女性はイケメン男性や声の大きい男性とばかり話をするので連絡先を交換することができませんでした。以下はそのときの様子です。

そこで、エネルギーを使わない方法で彼女を作ることを考えましょう。いまはインターネットが発達しているため新しい出会いの方法があります。その方法として恋活アプリ(マッチングアプリ)の利用があります。

恋活アプリは恋人募集中の男女が登録し交流できるアプリであり、スマホやパソコンで利用できます。つまり、恋活アプリを使えば自宅に居ながらにして女性にアプローチできます。

私も恋活アプリを利用して彼女を作った経験がありますが、合コン・ナンパ・街コンと比べて圧倒的に彼女を作りやすいです。

恋活アプリではアプリ内で以下のようなメッセージを女性と交換できます。

このようにアプリ内でLINEを交換したり、デートに行ったりすることで女性と仲を深めることができます。そして、メールで仲良くなった女性に絞ってデートに行くことができるので、知らない人と話をする恐怖感を軽くできます。

この写真は恋活アプリで出会った女性と3回目のデートで花火大会に行ったときの様子です。このとき帰りに道で告白すると彼女になってくれました。このように、恋活アプリで彼女を作る方法は普通になっています。

恋活アプリではうつ病に理解のある女性を探すこともできる

恋活アプリには多くの会員が登録しています。最も会員数の多いPairsでは総会員数が1,000万人を超えているため、非常に幅広い女性が登録しています。中には同じようにうつ病の女性や、うつ病を克服した経験のある女性も登録しています

前述の通り、うつ病を克服して仕事をしたり結婚をする人はたくさん居ます。そのため、うつ病の経験がある女性にアプローチすればあなたの気持ちを理解してくれます

理解ある女性であれば、彼女が欲しいけど急に会いたくなくなった場合でも素直に相談すると許してもらえます。また、支えになることで病気をお互いに克服することも可能です。ただ、そのような女性を合コンや街コンで見つけることは不可能に近いです。

しかし、恋活アプリであれば理解ある女性を比較的簡単に見つけることができます。具体的な方法として、アプリ内でコミュニティーを検索しましょう。コミュニティーとは共通点のある男女がマッチングしやすくするための機能で、ボタン一つで登録できます。

以下はアプリ内のコミュニティー一覧の画像です。この他にもたくさんあり、自分でコミュニティーを作ることもできます。

コミュニティーの中には「心の風邪(うつ病)」「双極性障害(躁うつ病)」といったものもあります。このようなコミュニティーに登録する女性もいるので安心して登録し、彼女候補を探すことができます。

ちなみに、恋活アプリに登録するなら登録者数の多いアプリにすると良いです。母数が多いほど、様々な背景の女性が登録している可能性が高くなるためです。当然ながらうつ病に理解ある女性が登録している可能性も高まります。

うつ病でもできる彼女を作るためのメール術

これまで恋愛経験の少ない男性であれば、デートに誘う方法がわからないかもしれません。私も「彼女いない歴=年齢」だった時期はどうすれば女性と二人で出かけることができるのか必死で考えていました。

しかし、恋愛にある程度慣れてしまうと女性をデートに誘うことは簡単にできます。その基本戦略として、話のきっかけは男性が作ることが重要です。例えば、LINEで会話をするときは「あれ? アイコンを変えた?」のように変化に注目すれば簡単です。

特に、自分の姿をLINEのアイコンにしている女性は、変化に気づいて欲しい場合が多いからです。以下のように「あれ? 髪型変えた?」と会話のきっかけを作れば会話が進むだけでなく、変化に気づいてもらった女性も楽しい気持ちになります。

メールや会話をするときは常に女性を楽しませることを考えるようにしましょう。そうすれば、あなたともっと一緒にいたいと思わせることができます。そのまま順調にいけばあなたと付き合いたいと思わせることができます。

ただ、他人を楽しませることはエネルギーを使うので、ストレスに感じてしまいます。その場合は女性を楽しませる会話を続けることが難しくなり、彼女を作ることは難しいです。

そこで、楽しさではなく「安心感」を伝えるようにしましょう。多くの女性は浮気性の男性を嫌います。そのため、メールの頻度が低い男性は女性からの信頼が得られず恋愛に発展しないことが多いです。

逆に、毎日LINEを送るマメな男性は女性に安心感を与えることができるのでモテます。女性を楽しませることに疲労感を感じるならマメな男性を目指しましょう

メールの段階でうつ病をカミングアウトした方が良い

女性との距離が縮まればデートに誘っても断られる心配はほとんどありません。しかし、うつ病男性の場合はデートに行く前にうつ病であることをカミングアウトしておくことをオススメします

世間には元気のない男性とはデートに行きたくないと考える女性もいます。彼女を作ることを考えたときに、そのような女性とデートをしても可能性がないので、できるだけ早い段階で彼女候補から排除した方が良いためです。

また、女性は男性と比べて圧倒的に共感能力が高いです。そのため、あなたが落ち込んだ気分でいると、相手の女性の気分も落ち込みやすいです。その結果、あなたと一緒にいると楽しくないと思われ、振られてしまう可能性があります。

しかし、これは仕方のないことです。それぞれの女性の好みは異なるので、うつ病を患っている男性を受け入れてくれる女性もいれば、そうでない女性もいます。

自分の精神状況をカミングアウトしたとき、メールやLINEの返信が遅くなる女性は脈なし(付き合える可能性が低い)女性であるため、最初からフェードアウトしてしまいましょう。このような女性とは付き合ってもストレスの原因になってしまうので早い段階で切捨てるべきです。

逆に、カミングアウト後でも変わらずに接してくれる女性は、あなたのことを理解してくれる女性の可能性が高いです。そのような女性に巡り合えたらデートの誘いをしましょう。

また、うつ状態にあるときは賑やかなところに外出するのが嫌になることがあります。そのため、ドタキャンをしたくなってしまうことがあるかもしれません。しかし、カミングアウトをしている女性であればそれを理解してくれるので安心しましょう。

あなたの病状を伝えることは非常にプライベートなことですが、それを伝えることで女性の警戒心を解く作用もあります。秘密を打ち明けられた女性はあなたに自分のプライベートなことも相談しやすくなるためです。

このようにしてお互いの信頼関係を築いていればデートも無理に楽しまなくて良いのです。お互いが安心感を求めあうような存在を目指して恋愛をしようと提案してみるのも良いです。

感情表現が苦手なうつ病男性の対処法

メールでは顔文字やスタンプを利用することで感情表現をごまかすことができますが、デートでは女性と対面するため、あなたの表情を見られます。そこで元気がなかったり、頼りなかったりすると女性はあなたと付き合いたいと思ってもらうことが難しくなります。

あなたが暗い表情をしていると「一緒にいてつまらないのかな?」と女性に思われるからです。これを裏付ける研究結果を紹介します。

アメリカの心理学者であるメラビアンが実験から、人間は話の内容より表情や声のトーンに重点をおいて話を聞いている事がわかりました。その比率は以下のように、圧倒的に視覚情報と聴覚情報に影響を受けるのです。

つまり、話の内容よりリアクションをするときの声や表情が相手の女性に伝わってしまうのです。本心では楽しいと思っていても、つまらない表情をしていると、あなたは退屈そうに見えてしまいます

感情表現が苦手な場合、女性に納得してもらうためには事前のカミングアウトが効果的です。うつ病であることをカミングアウトをしていたり、「鬱だから感情表現が苦手でごめんね」と事前に断っておきましょう

「病気だから」という言い訳は非常に強力であり、ほとんどの女性は納得してしまいます。これは病気ではない男性にはできない事です。恋愛において使える武器はトコトン使った方が良いです。ほとんどの人は気づいていませんが、うつ病は強みになることもあるのです

例えば、普段は無口で「おいしい!」など言わないような男性が、ご飯を食べた後にボソッと「おいしいね!」と言ってくれたら「本当においしかったんだ!」と思わせることができます。うつ病であることを事前に教えておくと、このような作戦が使えます。

そうすれば女性も「あなたと一緒においしいご飯が食べられてよかった!」と思い、楽しい気持ちになります。

まとめ

仕事や人間関係などのストレスが重なり、思考停止状態であっても彼女を作りたいと思うことはあります。しかし、彼女を作るには失敗するリスクと常に隣り合わせになっています。そこで、うつ病の男性は恋愛をして良いか主治医に相談するところから始めましょう。

場合によっては治療に専念した方が良いとアドバイスされるかもしれません。そのときはしっかりと治療を完了して回復してから彼女を作れば良いです。

ただ、恋愛をしたくても、うつ状態にあるときは他人と関わることが面倒に感じてしまいます。その状態で街コンや合コンに参加しても女性と連絡先を交換することは難しいです。そこで、恋活アプリを利用すれば家に居ながらにして女性とメールができます。

恋活アプリでうつ病に理解のある女性を見つけ、その女性に絞ってアプローチをしましょう。「うつ病だから」とカミングアウトすればメールの頻度が少なくても許してもらえることが多いです。

メールやデートを繰り返しながらさらに距離感を縮めて仲良くなった女性に告白すればうつ病の男性でも彼女を作ることができます。

マッチングアプリを使えばすぐに彼女を作れる

彼女を作るとき、女性との出会いを増やすことが最初のステップになります。しかし、合コンに参加したとしても2〜3人へのアプローチで終わってしまうため、モテない男性の場合は1回の合コンで彼女を作れる可能性は低いです。

一方で、恋活アプリ(マッチングアプリ)を利用すれば、同時並行で複数の女性にアプローチできるだけでなく、自分の好みの女性を絞り込んでデートに誘うことができるため効率的です。

また恋活アプリでの彼女探しなら、職場や学校でバレるリスクはほとんどありません。そのため、こっそりと彼女探しをしたい男性にとって必須のアプリとなります。

ただ、恋活アプリによって「会員数が多い」「20代前半の女性が多い」「バツイチでもOK」など特徴が異なります。また、ブサメンなど彼女作りにハンデを背負った男性の場合は、より効率的に出会いを増やすために、複数の恋活アプリを同時に利用する必要があります。

以下のページで恋活アプリ(マッチングアプリ)の特徴を解説しているため、それぞれの特徴を理解した上で利用する恋活アプリを決めれば、圧倒的に彼女を作りやすくなります。