彼女が欲しい気持ちはあるものの、どうすれば良いか分からない人は多いです。恋活をするとき、何も考えずに行動すると失敗して恥ずかしい思いをすることになります。そうしたとき、恋愛に関して本(書籍)で勉強することも戦略の一つになります。
ただし、彼女ができた経験がない男性はどれが正しい情報なのか分からないのではないでしょうか。そのため、間違った情報を信じてしまうリスクがある以上、参考書籍を選ぶときは慎重にならなければいけません。
そこでここでは、モテない男性のためにおすすめの本を紹介します。ここで紹介する書籍を参考にして、彼女を作る方法について勉強していきましょう。
もくじ
彼女が欲しい男性におすすめの本
正しい恋愛の知識を手っ取り早く得る方法として書籍での勉強があります。しかし、恋愛系の本で注意しなければいけないのは、「再現性があるか」と言うことにあります。
例えば、「たった3日で彼女ができた!」と宣伝しているテクニックが紹介されている書籍を買って実践しても彼女ができない場合があります。これは、著者がイケメンだったり、高学歴であったり、別の要因によって彼女ができている可能性が高いです。
そのため、本に書いてあるモテる方法をマネしたとしても、彼女ができるとは限りません。そこで、選ぶべき本は「再現性がある」テクニック・技術を紹介している本になります。恋愛本に再現性があるかどうかを判断するには以下の2点を確認すれば良いです。
- 参考文献があるか
- 「彼女ができた」という口コミがあるか
まず、参考文献を記載している書籍は心理学などの論文を参照しています。論文内容は統計学により導き出された結果であるため、一人の経験則より信頼できる情報になります。
また、参考文献がなくても本の口コミに「彼女ができた」という口コミが多ければ、再現性のある情報であると判断できます。このような特徴のある本を以下で紹介します。
女が男を厳しく選ぶ理由(わけ)
彼女を作るには、男女で恋愛に対する考え方が異なることを理解しなければいけません。この本を読めば客観的な目線で男女の恋愛心理を捉えることができます。
これは恋愛指南本というより、心理学の専門書になります。そのため、以下のように圧倒的な参考文献があり、かなり信頼できる情報であることがわかります。
こうした客観的なデータを理解すれば、恋愛市場において相手を選ぶ権利は女性にあることが理解できます。要するに、彼女を作りたいなら、女性に選ばれる男性でなければいけないということになります。
なぜ女性にパートナーを選ぶ権利があるのか、その理由は男女で子孫繁栄の戦略が異なるからです。男性であれば1人の子供を作るためには15分程度の快楽で終了します。しかし、女性の場合は妊娠・出産に1年以上の時間を費やすことになります。
男性はパートナー選びを間違えたとしても15分しか損をしませんが、女性がパートナー選びを間違えた場合は1年もの時間を無駄にしてしまいます。そのため、男性が子孫繁栄するためには相手を選ばずに自分の遺伝子をばらまく戦略が効率的です。逆に、女性の場合は相手をしっかり見定めて良い遺伝子を受け取る戦略が最適といえます。
このような考え方の違いを理解しておけば、会ったばかりの女性に告白することが間違いだと分かるはずです。
この他にも「女性はダイヤモンドが大好きな理由」「美女にヤリマンは少ない理由」などについても心理学の観点から述べられています。
女性はパートナーとなる男性を慎重に選んでいますが、「どれだけ自分に投資してくれるか」ということを判断基準にしています。例えば、食事をおごったり、高級バッグを買ってあげたりする男性は女性からモテます。
このように経済力のある男性と結婚すれば、子供にも投資してくれる男性である可能性が高いです。逆に、女性にプレゼントをしない男性は子供にも投資をしない男性である可能性が高くなります。
このように、女性は男性を厳しく選別しているのです。こうした心理学の知識を利用すれば、女性がどのような男性を求めているのか理解することができます。
LOVE理論
実際に女性とデートをするとき、「どのような会話をすれば良いか」「どうすれば優しい男性だと思ってもらえるか」など実践的な方法について面白く解説しています。
例えば、多くの女性は「優しい男性がタイプ」と言いますが、具体的にはどのような男性が「優しい男性」に該当するのでしょう。これは「内面の優しさ」ではなく、「表面上の行動によって確認することのできる優しさ」であると解説してあります。
この理論を本書では「うわっつらKINDNESS」と呼び、以下のような行動が当てはまります。
- 車道側を歩く
- 「寒くない?」と何度も聞く
- レストランでは店員を呼ぶ
この他にも以下のように55個の「うわっつらの優しさ」が紹介されています。
これらは女性とのデート中に本当に使えるテクニックばかりです。私が女性とデートをするときは常に「うわっつらKINDNESS」をアピールすることを考えて行動しています。
ただし、この書籍はギャグ要素が多いため、「そんな理論使えるか!」とツッコミたくなる部分もあります。そのため、全てを鵜呑みにするのは良くありません。
私が使えると感じた理論としては、複数の女性に同時にアプローチした方がテンパらなくなる「執着分散理論」、彼氏がいない男性がクリスマスをどう過ごすべきかという「戦場のメリークリスマス理論」などがあります。
また、「LOVE理論」の口コミには以下のように「実際に使える!」という口コミが多く、信頼できる情報であることが分かります。
こうした口コミから、この本に書かれている理論については再現性があると言えるため、実践してみる価値があります。特に顔面にコンプレックスを抱えている男性におすすめです。この本の著者(以下の画像)もブサメンであることを公表しているからです。
出展:水野敬也Facebook
また、力強い言葉で書かれているため、読んでいると自信がつきます。そのため、10代〜20代で恋愛経験がゼロの男性も参考になるはずです。
マンガはじめての恋愛心理学
恋愛に応用できる心理学を中心に、マンガで分かりやすく解説しています。難しい専門用語は登場しないため、統計学や心理学について前提知識がなくても理解しやすいです。
例えば、女性との距離を縮めるには悩みや秘密など、弱い側面を伝えることが重要であると説明されています。これは「自己開示の返報性」と呼ばれる心理効果を応用した技術になります。
ただし、初対面の女性に対してプライベートの深い話をすると引かれてしまうため、タイミングが重要です。そのため、お互いに気兼ねなく話せる段階になってから自分の内面を女性に伝えると効果的です。以下は自己開示について説明するページです。
このように、実戦ですぐに使えるテクニックがイラストと共に紹介されているため、非常に役に立ちます。またこの書籍の内容には心理テストも含まれており、自分の恋愛傾向を調べることができます。
心理学と聞くと相手を操れるテクニックだと思うかもしれませんが、自分の考え方を分析するためにも役立ちます。
それから(夏目漱石)
ここまで紹介した本は恋愛に役立つ心理学やテクニックを勉強するための書籍でした。実際、私はこのようなテクニックを駆使して彼女を作りましたが、テクニックに走りすぎると「本当に相手を好きなのか」分からなくなるときがあります。
例えば、初恋のようなドキドキ感を味わうことはできなくなってしまいます。そうして、とりあえず付き合えそうな女性と付き合うと、様々な不都合が生じてきます。
私が彼女いない歴=年齢だった頃、「ブスでも良いから付き合いたい」と考えていたため、かなりブサイクな女性と付き合っていました。周囲からは「ブス専なの?」と聞かれるなど、嫌な思いをしてしまったことがあります。
このようなとき、夏目漱石の「それから」を再読しました。そこで、「やっぱり私は彼女のことは好きではない」と判断し、別れを切り出したのです。「それから」では主人公が本気で愛する女性のために、全てを捨て去り行動する様子が描写されており、私には真似できないと思ったからです。
「それから」の主人公である代助はニート生活を送っていましたが、学生時代に好きだった女性に再会して恋心が再燃してしまいます。
周囲の反対や周りの目があったとしても、本気で好きになった相手に思いを伝えるために必死に行動する様子を読み取ることができます。読み終えると、自分も「本当に好きな人」に必死になりたいと思わせてくれます。
恋愛テクニックばかりを詰め込んでいる男性は、本気で女性を好きになるときの感情を忘れていることが多いです。そのため、こうした名作古典で人を好きになる感情を取り戻しましょう。
「こころ」「三四郎」など夏目漱石の小説は恋愛を題材にしたものが多いため、恋愛のドキドキ感を味わいたい人におすすめです。
恋愛工学に関連する書籍はナンパ本であるため、参考にならない
「僕は愛を証明しようと思う」は恋愛工学というジャンルに入る本になります。恋愛工学では「できるだけ多くの女性とセックスする」ことを目的としている場合が多く、ナンパ指南書でもあります。
そのため、イケメンやチャラい男性にとっては役立つ情報になりますが、彼女ができたことがない男性にとっては参考になりません。「彼女いない歴=年齢」の男性が路上でナンパをしても童貞オーラが出てしまうため、気持ち悪いと思われてしまうからです。
そのため、恋愛経験の少ない男性には再現性の無い情報になります。ただし、LINEの送り方や会話の方法など恋愛初心者でも役立つ情報も記載されています。こうした情報を見極められる男性は読んでみても良いでしょう。
NLP関連の恋愛本は根拠が弱い
恋愛テクニックを紹介する本の中には「NLP」というジャンルの書籍もあります。NLPとはNeuro-Linguistic Programmingの略であり、日本語に訳すと「神経言語プログラミング」となります。
NLPは1970年にアメリカで生まれた心理療法の一種です。心理療法とは精神疾患のある人に対してカウンセリングをする過程で治療するテクニックを意味します。心理療法を行うには患者さんと仲良くなり、人間関係を作るところから始めなければいけません。
そのため、NLPのテクニックにはコミュニケーションスキルや相手と仲良くなるコツが凝集されています。このようなテクニックを恋愛にも応用できるという考えにより、NLP関連の恋愛本も出版されています。
しかし実際には、NLPは科学的根拠が少なく、現在では廃(すた)れてしまった心理療法になります。NLP関連の恋愛本についてもスピリチュアルや精神論が多く語られており、自己啓発本に近い書籍が多いです。
そのため、再現性があるとは言えないため恋愛本としては微妙です。そのため、自己啓発本の一種として読んでみたい人でなければ、NLP関連の書籍はおすすめできません。
本(書籍)でモテる方法・技術を勉強して実践する
ただし、彼女を作るには実践経験が必要不可欠です。ペーパーテストであれば、勉強だけで良い成績が取れるかもしれませんが、彼女を作るには勉強だけでは不十分です。
実際は、恋愛理論について頭では理解できていても行動に移せない人が多いからです。例えば、「女性を褒める」「共通点を作る」など恥ずかしくて難しいと諦めてしまうこともあります。
このようなメンタルでは彼女を作ることはできません。弱いメンタルを鍛えて恋愛理論を実践しなければ、せっかく勉強をした意味がありません。そこで、実際に好きな女性にアプローチするなどの行動をこさなければいけません。
必ず失敗するため、身近な人で練習しない
しかし、彼女を作ったことがない男性が恋活を始めると必ず失敗することになります。例えば、意を決して告白したにもかかわらず、振られてしまうことがあります。当然ながら、私も以下のようにLINEで告白して振られてしまった経験があります。
本で勉強していたとしても、このような失敗をしてしまいます。そのため、彼女を作るためのテクニック(モテ理論)を試す場合、身近な女性で試してはいけません。失敗した時のリスクが大きすぎるからです。
また、恋愛テクニックの参考書はデートに持っていくことができないため、体で覚えなければいけません。要は、実践経験を繰り返してコツをつかむ必要があります。
マッチングアプリ(恋活アプリ)で練習すれば良い
恋愛の実践経験を積むにはマッチングアプリ(恋活アプリ)が適しています。マッチングアプリを使うと自宅に居ながらでも、「彼氏募集中」の女性にアプローチできるため、効率良く出会いを増やせるからです。
実際に私はマッチングアプリを使って30人以上の女性とデートをしてきました。最初はマッチングもできない状況が続いていましたが、上記の書籍などで勉強したり、失敗の原因を考えたりすることでコツを覚えていきました。
例えば、「女が男を厳しく選ぶ理由(わけ)」でパートナーを選ぶ権利は女性にあることを勉強していたので、マッチングアプリで女性から選ばれるにはどうすれば良いかということを考えました。
その結果、自己紹介文をライバルとなる他の男性より丁寧に書くことで、女性からの「いいね!」を増やすことができました。
しかし、マッチングが成立しただけでは彼女を作ることはできませんでした。1回目のデート後にLINEをブロックされ音信不通になってしまうこともありました。こうした経験から初回のデートでは「女性の警戒心を解くこと」が重要であると気づき、デートを成功させるパターンも覚えることができました。
このように、書籍で勉強した内容を実践で生かすにはマッチングアプリが最適です。勉強と実践を繰り返すことでモテる男性に近づくことができ、最終的に彼女を作ることができるのです。
私自身、マッチングアプリを使って気の合う女性と出会うことができました。その女性と夏祭りに行ったり、インスタ映えするスポットを巡ったりと楽しいデートを繰り返し、交際に至ることができたのです。
このとき、3回目のデートで相手から「夏祭りに行こう」と誘われ、浴衣で来てくれたので脈アリを確信しました。その流れで告白して付き合うことができたのです。
このように、恋愛本で勉強した内容をマッチングアプリで実践することができれば、彼女を作れる可能性は非常に高くなります。
まとめ
恋愛経験の少ない男性が彼女を作るとき、恋愛本でテクニックを勉強すると恋愛スキルを手っ取り早く知識をつけることができます。
例えば、ここで紹介してきた恋愛本を読んで理解すれば、女性に選ばれるアピールの方法や、表面上の優しさを見せる技術などを勉強することができます。
しかし、本を読むだけで彼女が作れるほど甘くはありません。勉強した知識をデートで活用しても失敗することが多いからです。場合によっては、女性に対する立ち振る舞いが不自然になり「キモい」と思われてしまうこともあります。そのため、身近な女性に対して覚えたての恋愛テクニックを試してはいけません。
恋愛本で勉強したテクニックはマッチングアプリ(恋活アプリ)で出会った女性に使いましょう。そうすれば、失敗しても噂が広まらないため安心して恋愛スキルを高めることができます。
マッチングアプリを使えばすぐに彼女を作れる
彼女を作るとき、女性との出会いを増やすことが最初のステップになります。しかし、合コンに参加したとしても2〜3人へのアプローチで終わってしまうため、モテない男性の場合は1回の合コンで彼女を作れる可能性は低いです。
一方で、恋活アプリ(マッチングアプリ)を利用すれば、同時並行で複数の女性にアプローチできるだけでなく、自分の好みの女性を絞り込んでデートに誘うことができるため効率的です。
また恋活アプリでの彼女探しなら、職場や学校でバレるリスクはほとんどありません。そのため、こっそりと彼女探しをしたい男性にとって必須のアプリとなります。
ただ、恋活アプリによって「会員数が多い」「20代前半の女性が多い」「バツイチでもOK」など特徴が異なります。また、ブサメンなど彼女作りにハンデを背負った男性の場合は、より効率的に出会いを増やすために、複数の恋活アプリを同時に利用する必要があります。
以下のページで恋活アプリ(マッチングアプリ)の特徴を解説しているため、それぞれの特徴を理解した上で利用する恋活アプリを決めれば、圧倒的に彼女を作りやすくなります。