言葉がスムーズに発声できない吃音(きつおん)を持つ人は様々なストレスを抱えています。男性の場合、吃音があるせいで「恋愛は無理」「モテない」と考える人も多いです。

そうした悩みに直面したとき、吃音を矯正することを考えるはずです。しかし、成人になってから吃音を治すのは難しいと言われています。

そこで、吃音とうまく付き合いながら、彼女を作る方法を考えるのも一つの方法になります。実際、吃音があっても彼女がいたり、結婚していたりする男性は多いです。

ただし、吃音がある男性は女性にアプローチするときの戦略を練ってから行動に移すようにしましょう。そうしなければ、フラれたときに大きなトラウマを抱えるリスクがあるからです。

そこで、吃音(どもり)を抱える男性が、吃音とうまく付き合いながら彼女を作る方法について解説していきます。

吃音の男性が彼女を作るには辛さやストレスが伴う

詳細なテクニックを説明する前に、吃音症の男性が恋活するにあたって、理解しなければいけないことを説明します。

まず、様々なタイプの女性がいることを理解しましょう。例えば容姿が美しい女性もいれば、ブサイクな女性も存在します。これと同様に、吃音症に理解ある女性もいれば、理解できない女性も存在します。

そのため、あなたの吃音症に理解を示さない女性と出会った場合、吃音が原因で振られることになります。このとき「話し方がキモい」「一緒にいたくない」と言われるかもしれません。

その瞬間、大きなショックを受けることになります。しかし、このストレスを乗り越えることができなければ、彼女を作ることができません。恋活を諦めた時点で、彼女ができる可能性はゼロになるからです。

ただし、吃音に理解があり、あなたの内面を好きになってくれる女性は必ず存在します。そうした女性と出会うまで、苦しさを我慢し続けなければいけません。

吃音の男性は合コンや街コンは参加すべきではない

自分が吃音であることを受け止め、彼女を作るために覚悟を決めることができたら、次に必要なのは行動力です。要するに、女性との出会いを増やすために積極的にならなければいけません。

ただし、このとき合コンや街コンに参加してはいけません。このような場所に参加しても失敗する可能性が高く、トラウマになるリスクがあるからです。

多くの男性は、女性との出会いを増やしたいとき、合コンや街コンに参加します。私自身も彼女が欲しいとき、インターネットで街コンに申し込んだことがあります。しかし、このような恋活・婚活パーティーでは容姿やコミュ力など、第一印象で全てが決まる実情があります。

例えば、街コンではイケメンが圧倒的にモテます。イケメンは黙っていても容姿で女性にアピールできるため、女性たちが勝手に集まってきます。

イケメンの次にモテるのは、社交的で会話が上手な男性です。会話で女性を楽しませることができる男性は、簡単に女性との距離を縮めて連絡先を交換し始めます。

そうした男性に女性が集中する結果、ブサメンは孤立します。私が参加したパーティー形式の街コンでは以下のようにモテない男同士で会話する場面を見たこともあります。

こうした現象は少人数の合コンでも発生しています。つまり、合コン・街コンではピラミッド型の序列ができてしまいます。

吃音のある男性だと、イケメンでない限り、ピラミッドの最下層に属してしまうため、かなり厳しい状況になってしまいます。

このような状況で女性を口説いたとしても、ライバル男性に奪われてしまいます。そこで、別の方法を考える必要があります。

マッチングアプリはメールから始まる恋愛ができる

インターネットが発達した現代において、異性と出会う方法は多様になりました。そのため、合コンや街コンなど古典的な方法以外にも選択肢は多いです。

例えば、マッチングアプリ(恋活アプリ)を利用した出会いは吃音症の男性にとってメリットが大きいです。マッチングアプリの出会いだと、第一印象では吃音を隠すことができるからです。

マッチングアプリでは以下のようなプロフィールを見ることができ、気になった女性に「いいね!」を送ります。「いいね!」を受け取った女性はあなたのプロフィールを確認して「いいね!」を返すことができます。

このように、お互いに「いいね!」を交換するとマッチング成立となり、アプリ内でメッセージのやりとりができるようになります。例えば、以下のように会話が始まります。

メッセージから始まるため、「ぼ、ぼ、ぼ、僕は」など吃音が出てしまうことはありません。そのため、お互いの共通点や価値観などを共有しやすいです。

マッチング後のメッセージで意気投合すると、デートに誘うのが一般的な流れになります。ただ、初対面を果たすと吃音がバレてしまうことが大きな問題になります。

しかし、メッセージの段階で信頼関係を築けていれば、吃音は大きな問題にはなりません。なお、信頼関係を構築する具体的な方法については後述します。

マッチングアプリは失敗しても精神的なダメージが少ない

また、マッチングアプリの利用者は非常に多く、恋活アプリのPairs(ペアーズ)だと累計登録者数が1,000万人を超えているほどです。さらに、複数のマッチングアプリに登録すれば、出会える女性の数を圧倒的に増やすことができます。

こうした状態だと、失恋が怖くなくなります。仮にAさんへのアプローチが失敗しても、Bさんにアプローチすれば良いだけの話です。

また、マッチングアプリだと、普段は繋がりのない女性にアプローチすることができます。そのため、失敗しても女性から存在を忘れられ、話題ネタにされる心配はありません。

このように複数の女性に安全にアプローチできるのはマッチングアプリ(恋活アプリ)だけです。同じことを学校や職場でやってしまうと大変なことになるので注意しましょう。

学校や職場で多くの女性にアプローチした場合、あなたの噂は一瞬にして広がってしまいます。自分自身の噂が耳に届くのは時間の問題です。女性陣からあなたが嫌われていることを知ると、精神的なダメージを受け、再起不能になってしまいます。

そのため、吃音の男性がチャレンジする場所としてマッチングアプリが最適です。ただ、あなたと同じマッチングアプリを女友達や知人女性が利用していた場合、あなたがアプリで恋活していることがバレるリスクは残ります。

そうした身バレが怖い男性はプライベートモードを設定すればいいです。そうすれば、あなたが「いいね!」を送った女性に限定公開され、その他の女性には非公開になります。

このように、マッチングアプリ(恋活アプリ)には恋愛によるストレスやショックを軽減してくれる機能がたくさん付いています。そのため、恋愛に苦手意識を感じる男性はそうした機能を活用することで確実に彼女を作ることができます。

吃音を理解できる女性と出会い、付き合うコツ

吃音症の男性が彼女を作るには、マッチングアプリ(恋活アプリ)の活用が良いことを説明してきました。しかし、マッチングアプリの使い方が分からない男性も多いでしょう。そこで、マッチングアプリの実践的な活用方法についても解説していきます。

基本的に、マッチングアプリでは多くの女性とマッチングして、そこから絞り込む方法が効率的です。

例えば、「いいね!」を10人に送り、5人とマッチングしたとします。5人の女性とメッセージのやりとりをして、継続的に2人とデートができるようになるイメージです。

そうして、AさんとBさんが残ったとしましょう。このとき、Aさんに告白して、振られたらBさんに告白するという流れです。

学校や職場で、このように股をかけた告白は非難が殺到します。しかし、マッチングアプリではバレることがないため、非常に効率よく彼女作りをすることができます。

このようなメリットを活かすため、できるだけ多くの女性にアプローチするといいです。ちなみに、この考えは女性も同じです。マッチングアプリを利用する女性についても複数のアプリを同時並行で利用していることが多いです。

例えば、Pairs(ペアーズ)で出会った女性とLINEを交換したところ、以下のような返信を受け取ったことがあります。

マッチングアプリでは男女とも、理想の相手を探すために同時進行は当たり前です。そのため、複数の女性に「いいね!」を送ることに罪悪感を抱く必要はありません。

むしろ、マッチングアプリでは複数の女性にアプローチしなければ損です。そのため、多くの女性に「いいね!」を送り、そこから絞り込む方法を実践するようにしましょう。

吃音をカミングアウトして理解ない女性と関係を切る

ただ、どれだけメッセージで意気投合しても、「ぼ、ぼ、ぼ、僕は」と言った話し方を理解できない女性が存在します。そうした女性は、そもそも「吃音」という概念を知らないため、「変な話し方だね」「緊張しすぎだよ」というリアクションをすることになります。

たとえ教育関係者であっても、初対面で「普通に話せないの?」などと精神的なダメージを与えてくる人もいます。

このような女性に「吃音とは何か」を説明し、理解してもらえる難易度は高いです。そのため、吃音について理解ある女性に絞って仲良くなることを意識しましょう。そこで、吃音に理解ある女性かどうかを判断する方法を考えることになります。

その方法として、デートの約束が決まった瞬間に吃音をカミングアウトする方法があります。

マッチングアプリでは、メッセージでお互いに距離が縮まると以下のようにデートの約束をすることになります。

ただ吃音のある人の場合、以下のように自分が吃音であることをカミングアウトし、理解ある女性かどうか確認します。

男性:当日楽しみです!

男性:ちなみになんですが、吃音って分かりますか?

女性:言葉が出てきにくいやつ?

男性:そう、実は僕、吃音でして。会ったとき、聞き取りにくいかもしれないですが、「ワンピース」ファン同士、多めに見てほしいです。

女性:おっけー!全然気にしないよ!

吃音をカミングアウトしたとき、デートの約束を断るような女性であれば、そのまま無視してフェードアウトしましょう。そうした女性とデートをしたところで、交際に発展する可能性は無いからです。

一方で、デートが実現した場合、その女性は理解ある優しい人である可能性が高くなります。そうした女性を大切にし、関係を深めるといいです。

症状が重い場合、吃音を隠し通すことは不可能なので、どこかのタイミングでカミングアウトすることになります。そのタイミングをデートの約束ができた瞬間にすることで、相手の理解度を確認することもできます。

10人の女性にランダムに告白するより、吃音に理解ある女性10人に告白する方が、成功率は圧倒的に高まります。

このとき、女性と共通の趣味があれば、デートが実現する可能性が高まります。上記例では「ワンピース」という漫画ですが、ゲームや音楽でも問題ありません。

ただし、吃音などコンプレックスのある男性は、できるだけマニアックな趣味で共通点探しをした方がいいです。例えば、「マンガ好き」という共通点で女性を探すのではなく、「ワンピースが好き」という深い共通点があると意気投合しやすいからです。

さらにマニアックな共通点として、「好きな声優」「グッズ集め」などが挙げられます。このような深いつながりがあれば、距離縮まり、吃音など関係なくなります。

深い共通点を探すにはコミュニティを活用する

このような共通点を持った女性を探すには、恋活アプリPairs(ペアーズ)のコミュニティ機能が便利です。Pairs(ペアーズ)には自分の趣味をコミュニティという形で登録します。

例えば、「旅行」が好きな女性だと、「旅行好き」というコミュニティを選択して、プロフィールに表示させることができます。

また、複数のコミュニティを登録できるため、上記の女性は「旅行好き」「あいみょん好き」「カフェが好き」などの特徴が分かりやすいです。

また、一人ずつプロフィールを確認して女性の趣味を探すのではなく、コミュニティに登録している女性を検索することも可能です。

コミュニティから女性を検索する場合、以下のように「ワンピース」と入力すると関連するコミュニティ一覧が表示されます。

そのうちの一つをタップすると、そのコミュニティに登録している女性のプロフィールがリストアップされます。例えば、以下のコミュニティでは14,677人の女性が登録していることが分かります。

この中から、さらに地域や年齢を絞り込んで女性を検索することができます。このようにして、深い共通点が多い女性を探して「いいね!」を送ります。そうすれば、女性とメッセージだけで距離を縮めやすくなります。

デートでは吃音(どもり)を隠そうとすれば逆効果になる

女性とのデートが実現したとしても、初対面でうまく会話できるか不安になります。さらに緊張するため、「は、は、は、初めまして」となることが予想されます。

あなたが吃音であることを理解した上で会ってくれている女性だとしても、吃音に直面したとき、どのようにリアクションを取ればいいか悩みます。そうしたとき、あなたがうまく対応しなければ女性はデート中のリアクションに困り続けることになります。

そこで、デート中に吃音(どもり)が出てしまった場合、以下のように会話するようにしましょう。

男性:は、は、は、初めまして

女性:初めまして、晴れて良かったですね!

(略)

男性:こ、この話し方、聞きにくいですか?

女性:全然、大丈夫ですよ!

上記のように、「聞きにくいかどうか」を質問するようにしましょう。ほとんどの女性は「大丈夫です」と言ってくれます。このように、「大丈夫だ」と言わせてしまえば、デートは最後までうまくいきます。

人は「矛盾しないよう一貫した行動を取る」という心理が働き、心理学では「一慣性の法則」と呼ばれています。

そのため、あなたの話し方に対して「大丈夫」と答えてしまった以上、それに矛盾しないような行動を取るようになります

例えば、あなたの会話が終わるまで待ってくれたり、会話が少なくていいように映画デートを提案してくれたりします。こうした心理テクニックを利用することで、本当に女性はあなたの吃音に対して気にならなくなります。

しかし、女性から「大丈夫」という言葉を引き出せなければ、女性のモヤモヤは蓄積するばかりで、ストレスに変換されてしまいます。その結果、2回目のデートに発展する可能性はかなり低くなるため気をつけましょう。

「吃音に触れてほしくない」「できれば隠したい」という気持ちがあるかもしれませんが、オープンにして女性からの「大丈夫」を引き出すことを意識すれば、デートは驚くほどスムーズに進行します。

そうして、デートを3回以上繰り返すことができれば、告白を考えます。マッチングアプリでは、脈なしの場合、3回目のデートまでに連絡が途絶えることが多いからです。

ちなみに、告白の方法は直接伝えても、LINEで伝えても、どちらでもいいです。すでに女性の心は決まっていることが多いからです。むしろ、1回目や2回目のデートで女性を楽しませることに集中しましょう。

こうしたことを理解してマッチングアプリ(恋活アプリ)を活用すれば、吃音がある男性でも彼女を作ることができます。

まとめ

彼女が欲しくても、吃音症がコンプレックスになり、恋愛は無理だと考えてしまう男性は多いです。しかし、吃音でも彼女がいる男性や結婚している男性は多いです。そのため、「吃音だからモテない」というのは間違いになります。

ただし、吃音というハンディを背負った状態で彼女を作るには戦略が必要になります。例えば、合コンや街コンを避け、マッチングアプリ(恋活アプリ)を利用して彼女作りを始めることがあります。

マッチングアプリだとメッセージから始まるため、第一印象だけで判断される心配はありません。また、同時並行で複数の女性にアプローチできるため、成功確率を圧倒的に高めることができます。

また、できるだけ深い共通点のある女性を探し、吃音を隠さずにデートすることで、彼女を作ることができます。

マッチングアプリを使えばすぐに彼女を作れる

彼女を作るとき、女性との出会いを増やすことが最初のステップになります。しかし、合コンに参加したとしても2〜3人へのアプローチで終わってしまうため、モテない男性の場合は1回の合コンで彼女を作れる可能性は低いです。

一方で、恋活アプリ(マッチングアプリ)を利用すれば、同時並行で複数の女性にアプローチできるだけでなく、自分の好みの女性を絞り込んでデートに誘うことができるため効率的です。

また恋活アプリでの彼女探しなら、職場や学校でバレるリスクはほとんどありません。そのため、こっそりと彼女探しをしたい男性にとって必須のアプリとなります。

ただ、恋活アプリによって「会員数が多い」「20代前半の女性が多い」「バツイチでもOK」など特徴が異なります。また、ブサメンなど彼女作りにハンデを背負った男性の場合は、より効率的に出会いを増やすために、複数の恋活アプリを同時に利用する必要があります。

以下のページで恋活アプリ(マッチングアプリ)の特徴を解説しているため、それぞれの特徴を理解した上で利用する恋活アプリを決めれば、圧倒的に彼女を作りやすくなります。